「あんなに一遍に消えてしまうとはずっと思ってなくて。とても強烈な両親だったので」と苦笑した也哉子さん。「私は父とは一度も暮らしたことがなく、父との距離感は凄く難しくて、1年に1回か2回、ロックコンサートに会いに行くとかっていう程度だった。母ががんだってことは60代の頃から分かっていたので、割と再発して治療して治してをくり返していく中で、自分でも“私は死ぬ死ぬ詐欺みたいね!”って言ってたんですけど、とうとう75歳で他界した」と振り返った。