祖母を置いて逃げ出したことで自責の念に駆られている女子大生。もしかしたら助けられたかもしれないという思いが、自分を一生呪うという言葉になったのかもしれません。無残な姿になったおばあさんに、彼女は嘆き悲しむしかありませんでした。
あの時おばあさんは、どんな気持ちでお孫さんに「行け、行け」といったのでしょうか。残された彼女の心の叫びに対し、心療内科の先生は心をこめて女子大生に語りかけます。