ある若手芸人が、娘が病気だと嘘をついて、志村けんに300万円の治療費を頼んだ。志村けんは1000万円を貸してくれたが、後で嘘だとばれた。
松村邦洋がこの事実を伝えると、志村は怒るどころか、
「なんだ、娘さん無事なの? よかったなぁ、ホッとした…」
と安堵した。そして、
「貸した金? どうでもいいよ。金は天下の回りものだ」
と不問に付したということだ。