日本が第二次世界大戦で行った回天特攻隊という戦法は、自身の命と引き換えに相手へと攻撃を行う方法でした。その特攻隊員の一人、18歳の青年が散っていった後、残された遺書が話題になっています。その手紙は、母への最後の手紙で、「お母さん、私はあと3時間で散っていきます。本当ですよお母さん。少しも怖くない。しかし、時間があったので考えてみましたら、少し寂しくなってきました。」と書かれています。手紙の中で彼は、自分が散っていく理由を明かし、国のため、そして母のために戦うことに全くの恐怖がないと語っています。手紙にはあどけない笑顔が写っており、普通の青年であることが伺えます。